スポンサード リンクスポンサード リンク

ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの違い

リース料率とは何かを説明する前に、まずリース契約について簡単に解説しましょう。

リースとは、機械設備などをリース会社から長期間借りること、またそのような取引を行うビジネスの名称です。

一般的に日本で「リース」と言われているものほとんどが「ファイナンス・リース」を意味しており、ファイナンス・リース以外は「オペレーティング・リース」と呼びます。

ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの違いは、リース契約期間が終了したあとに、その物件を売却などができる価値がある=残価があるかどうかという点にあります。

オペレーティング・リースには残価設定がされており、リース料が割安になります。

リースは、レンタルや賃貸とは違い、リース会社がその機械設備をクライアントの代わりに購入し、一定期間(通常3〜7年)有料で貸し出します。
つまり、レンタル会社が保有する機器を借りるのとは、全く違う方法なわけです。
利用者、リース会社、販売会社の3者が、リース契約に関係してきます。
リースの対象機器には、さまざまな商品があります。

電話、ファクシミリ、コピー機、プリンターなど、減価償却期間内に買い替えが発生しそうな商品。
パソコンやサーバなど技術進歩が速く、数年で買い替えが必要になる商品。
事務所内の家具や、店舗の什器、音響機器や映像機器など。

また、専門的な工業設備や工作機械などの高額な機械、自動車や船舶、会計上では事務所を賃貸することもリースの対象になるなど、リース対象物件は多岐に渡っています。

これらリースする物件の所有権は、リース会社に帰属しています。
スポンサード リンク